未経験からエンジニアへ インタビュー③ Karin

“最初は自分がどこまでできるかわからなかった”


■氏名・経歴

Karin 25歳 👩‍💻 / Front-end engineer
富山大学芸術文化学部卒業
2016年 新卒入社 2年目(デザイナー1年→Web事業部1年)

 

■入社した動機
大学のフリーペーパーサークルでエディトリアルデザインをしていた経験を活かし、デザイナーとして働きたいと思ったからです。
また、アニメやゲームなどのエンタメにも興味があったので、そういったものにも関われる会社を探していたところ、blueを見つけました。
このときは、プログラミング経験のない自分がフロントエンドエンジニアになるとは思っていませんでした。

 

■入社時の状況
1年目は紙媒体・Webのデザイナーとして働いていました。
紙媒体では主にDMの構成物の制作、Webではバナーの制作から少しずつ実務に関わっていきました。
初めはどのデザインでも上手く表現できず、毎日悔しい思いをしていたのを覚えています。

 

■フロントエンドエンジニアになる動機、きっかけ
デザイナーとして働いていて、社内でのWeb制作を見ているうちに、自身もWeb制作をメインに関わりたくなっていたところ、
「やってみるか?」と声をかけてもらい、2021年の3月頃に部署移動をすることになりました。
実際、Web制作に関わるだけなら、引き続きデザイナーとして関わるという選択肢もありましたが、
Webだからこそできる動きや表現に魅力を感じていたので、
自分の手でサイトを制作してみたいという思いが強まり、フロントエンドエンジニアになる選択をしました。

 

■エンジニアとしての歩みと現在
大学でほんのさわりのようなことをしましたが、ほぼ初心者からのスタートだったので、
初めはProgateや教本で学習を進め、課題に取り組みました。
コーディングしたものに対し、先輩方からフィードバックをもらい、
実践的な実装方法や、ミスの起こりにくい書き方などを少しずつ学びました。
その後は、既存サイトのちょっとした修正から始まり、レイアウト変更、
簡単なページを1から構築……のように少しずつ実務に関わっていきました。
初めは実際の作業環境に触れ、慣れることがメインだったので簡単なものばかりでしたが、
だんだん任せてもらえるものの難易度が上がっていくにつれ、
苦戦することが多くなり、夜遅くまで作業が続くことも増えました。

デザインをブラウザ上で再現するところまではできても、思うように動かなかったり、
仕組みとして機能しないことはよくあります。
しかし、思い描いた動きや仕組みを表現できるまで粘ったおかげで、なんとか自分一人でサイトを完成させられるようになってきました。
現在はちょっとしたサイトの制作も任せてもらっていますが、今でも毎日わからないことだらけです。
できなかったことが一つ減っても、また次々にわからないことを発見していくので途方もないですが、
その分成長できると思うととても楽しみです。

 

■やりがい、今後の抱負
「どう動かすと良く見えるかな」「あのサイトの動きは自分で再現できるかな」など、
まだできることが少ないからこそ、毎日自分の成長を実感しています。
できるかな、と想像していたことが実際にできたときの達成感はひとしおです。
また、自分がコーディングしたサイトがリリースされたときは、実際に多くの人が見ているんだと嬉しく思います。

今後はサイトがリリースされるだけで満足するのではなく、
多くの人に「見本にしたい!」と思ってもらえるようなものを制作することが目標です。
そのためにしなければならないことはたくさんあるので、毎日勉強です!

 

■スキル未経験から目指す人に向けてアドバイス
私は最初「やってみたいかも」という気持ちで始めたので、自分がどうなりたいか、先のことが少しぼんやりしていました。
しかし、イメージしたサイトを再現できるようになったり、パーツをアニメーションさせてみたりと、
できることが増える度にモチベーションも上がり、どんな自分になりたいかが少しずつ見えるようになってきました。
今は、ただサイトを作るのではなく、自分で考え、それを思った通りに再現でき、
良いサイトだ!と思ってもらえるものを作れるようになりたいと思っています。

どんな自分になるのか想像できていなくても、何かを始めてみると、なりたい自分が見えてくることがあります。
これは実際に手を動かし、経験を積んだからこそです。
ただやってみたいと思っているだけでは、自分は変わらないし、可能性も見つかりません
私も最初は、自分がどこまでできるかわかった状態でフロントエンドエンジニアになろうと思ったのではありません。
Webには興味があるけれど、授業も取っていないし、どんなものかもわからないという人でも
やる気があり、自分を変えてみたいのならば、ぜひぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか。